社団法人日本通信販売協会は2009年度の売上高について調査を行い、8月23日、概要をまとめた。
09年の全国百貨店売上高(全店ベース)は前年比10.8%減少。さらに、全国スーパー売上高(同)は3.3%減、コンビニ売上高(既存店ベース)は0.2%減と、小売り業界全体が振るわない中、4.1%増と、通販だけが伸びている。
2009 年度の通信販売業界全体の売上高は、推計で4 兆3,100 億円となりました。
前年度の4 兆1,400 億円に比べて、1,700 億円の増加であり、調査開始以来の最高額となっています。これに従って、対前年度の伸び率も4.1%を記録しました。
一方、日本通信販売協会会員社の売上高は2 兆9,500 億円で、こちらも前年度に比べて1.7%増加しました。そのうち、上位10 社の売上高は、おおよそ1 兆2,300 億円で、会員社全体の売上高の 41.7%を占めております。
((社)日本通信販売協会プレスリリースより)
今回の発表では、細部は述べられていないが、いうまでもなく、このような通販市場全体の成長には、インターネット通販の拡大が大きく寄与していると思われる。
消費者の間でのネット通販利用の急速な普及、デフレ時代の「巣ごもり消費」に「ネット購入」がマッチしたという時代背景、さらには、ネットスーパーなどにみられるように、リアル店舗を持つ小売にもいまやネット通販は必須の販売形態となりつつあるなど、今後も伸びが見込まれる。
社団法人日本通信販売協会では、会員の通販会社約500社の売り上げ実績と、非会員の有力企業約150社の売上高の推計を合計し、年間売上高をまとめているが、詳細については「第28 回通信販売企業実態調査報告書」として11 月に刊行予定とのこと。





